音楽とワインのマリアージュ♪ 南仏カベルネ・ソーヴィニヨン ✖ 「ブエノスアイレスの冬」
こんにちは。ビコーズワイン運営チームのいづみです。
みなさんは、ワインを飲む時に聴きたい音楽はありますか?
今回もフルート吹きの私が音楽とワインのマリアージュをご紹介します♪
ブエノスアイレスの冬 × 南仏カベルネ・ソーヴィニヨン
今回は大好きすぎるピアソラ第2弾!
*作曲家ピアソラとは→第1弾をご覧ください♪
ピアソラ作曲「ブエノスアイレスの冬」と赤ワインBecause, l’m Cabernet Sauvignon from Southern Franceをご紹介します。
ブエノスアイレスの冬 – ピアソラ
ご紹介する曲は「ブエノスアイレスの四季」より、この時期にぴったりの「ブエノスアイレスの冬」を選びました。
2011年にフィギュアスケートの高橋大輔さんがこの曲の一部を使って注目されました。
この曲以外にもピアソラの曲はフィギュアでもよく使われていますね。
アルゼンチンのブエノスアイレスといえば「南米のパリ」の名で親しまれ、南米の中で美しい町の1つとして知られています。
ワインの勉強をした国でもあるので、いつか行ってみたい場所の1つです!
ピアソラの曲は情熱的で哀愁漂うフレーズもあり、聴いていて心が揺さぶられる感じが好きです。馴染みのない方にも聴きやすい曲だと思います。
カベルネ・ソーヴィニヨンとの相性は?
今回マリアージュで選んだ南フランスのカベルネ・ソーヴィニョンは、ブラックチェリーなどのまろやかな甘い果実とスパイスも感じ、複雑さがありバランスがいいワインです。この曲の中でもスパイスのきいた部分があるので、同調すると感じました。
それでは、私のイチ推し、バンドネオン奏者・三浦一馬さんの演奏を聴きながらワイン片手に情景を思い浮かべてみてください♪
バンドネオンの音色がとても素晴らしく、感動もひとしおではないでしょうか。
冬の重たい寒さ、場末の居酒屋にいるイメージです。(下町の居酒屋とは違うかも笑)
この感傷的なフレーズからだんだん切迫していき、やりきれない情熱のようなものが出てくる感じ。切ない気持ちとも言えますかね。
この部分はスパイスが効いたフレーズがあるので、ワインが進みます。
その後、一旦落ち着き、静かに雪が降るように・・・
だんだんと感情が高まり、後半のアルペジオあたりで雪が溶けていき春の日差しを感じ、躍動的な春へと向かっていきます。
このように、曲の背景を感じながら、ワインの香り、味わいを噛み締めながら聴くと面白いと思います。
私の感じ方なので、みなさんは先入観なくフラットな心で聴いてみてくださいね♪
また、フルート演奏バージョンも美しいので、ぜひお聴きください。(フルート奏者:高木綾子さん)
ちなみに・・・
後半、フルートで出せる最高音のドより上のレ(運指表にもほぼ載っていない音)が出てきます。
そもそもフルートで演奏するには指使いや表現が難しいので演者は大変!笑
南仏だけではなく、カリフォルニアのカベルネ・ソーヴィニョンとも飲み比べてみました。
こちらもフルボディなので合うと思いましたが、複雑さとスパイシーさがある南フランスの方が私としてはこの曲にはマッチすると思いました。
好みもあると思うので、フランスとカリフォルニアのカベルネ・ソーヴィニョン飲み比べをしてみても楽しめると思います。みなさんもぜひお試しください♪
ピアソラの第三弾もあるかも!?笑
次回もお楽しみに♪
(ビコーズ運営スタッフ 三浦いづみ)