【Because, グルメ会 第9弾レポート】スパイス料理にワインは合う? 渋谷「Spice Theater」で見つけた、心地よい重なりと意外なマリアージュの発見🍛🍷
おいしいワインにはやっぱりおいしい食事が必要! ということで、ビコーズスタッフが厳選したお店のお料理とビコーズワインを一緒に楽しんでいただく会として開催している「グルメ会」。
2026年4月24日(金)、第9弾のテーマは「スパイス」です。
スパイス料理にワイン? 辛さや香りの強い料理には、ビールやラッシーの方が合うのでは? と思う方も多いかもしれません。
しかし、今回のグルメ会を通して感じたのは、ワインを合わせることでスパイスの香りがより立体的に立ち上がり、料理の底にある旨みがさらに広がる組み合わせがいくつもあるということでした。
舞台は、渋谷ヒカリエ裏の新施設「渋谷アクシュ」内にある「Spice Theater(スパイスシアター)」。
私、ビコーズワイン運営チームの矢島が数年前の五反田での間借り営業時代にその味に惚れ込み、通い続けてきた個人的にも思い入れの深いお店です。
ついに実現した念願のコラボを、総勢31名の皆さまと一緒に迎えることができました!
🤝 会場を温めてくれた「ナマステボーイズ」の笑顔

お店で迎えてくれたのは、ネパールやインド出身のスタッフ——通称「ナマステボーイズ」の皆さん。最高にフレンドリーな笑顔で迎えてくれました😊
彼らのチャーミングで細やかなおもてなしが生み出す明るい空気感が、初対面の方も多かった会場を一気に和やかな雰囲気に変えてくれました。
今回は全16品という、まさに店名の通り次々と演目が切り替わるような多品目のスパイス料理のコース。
そのすべてをご紹介したいところですが、今回はその中でも特に印象的だった組み合わせを中心にレポートします!
🍴 chapter①:個性たっぷりな前菜とのマリアージュ
ポテトサラダ ✖️ NZ/ソーヴィニヨン・ブラン

運ばれてきた瞬間、誰もが驚いたのがこのポテサラ。
鮮やかな紫色の卵に、あおさを纏ったグリーンのポテト。
このインパクトある見た目に対し、味わいは卵とポテトのまろやかさ、そして青のりの香りがふわっときいた、優しい味わいです。
ここでピタッとハマったのが、ニュージーランドのソーヴィニヨン・ブラン。
あおさの持つ磯の香りと、ワインが持つハーブのような青い香りがきれいにつながり、お料理全体をパッと明るく引き上げてくれました。さらにワインのきれいな酸味がジャガイモ自体の自然な甘みを引き立ててくれる、とても心地よい始まりになりました。
ニュージーランド/ソーヴィニヨン・ブラン:I’m Sauvignon Blanc from New Zealand
パニプリ ✖️ NZ/ソーヴィニヨン・ブラン

インドのストリートフード、パニプリ。
サクッとしたクリスピーな生地の中に、スープ、ポテト、インドのスナック菓子、パクチーが詰まっています。
一口で頬張ると、まず生地の食感、次に溢れ出すスープの旨みとジューシーさ、そしてパクチーの香りと、さまざまな要素が一気に押し寄せてくるのがこの料理の魅力です。
この多層的なおいしさを、ソーヴィニヨン・ブランがまるごと受け止めてくれました。
生地のクリスピーな食感にはワインの酸が、スープの瑞々しさにはワインのトロピカルな果実味が重なり、最後にパクチーの香りとワインのハーブ感が心地よくリンクする。
一口の満足度を、ワインが立体的に膨らませてくれる組み合わせでした。
ニュージーランド/ソーヴィニヨン・ブラン:I’m Sauvignon Blanc from New Zealand
ファラフェル ✖️ 南仏/シャルドネ

ひよこ豆にたっぷりのスパイスを練り込んで揚げた中東のコロッケを、爽やかなヨーグルトソースで。
豆のほくっとした甘みには、南仏シャルドネの丸みのある果実味がよく合います。さらにソースの乳酸のニュアンスが加わることで、スパイスの刺激も強くなりすぎず、全体が心地よくまとまりました。
南仏/シャルドネ:I’m Chardonnay from Southern France
マサラパパダ ✖️ カリフォルニア/カベルネ・ソーヴィニヨン

今回一番「そうきたか!」と思わされたのが、豆の煎餅「パパダ」に、玉ねぎ、トマト、パクチーをスパイスで和えてのせた一品。
フレッシュな野菜が主役なので、当初は白ワインとのマリアージュをイメージしていましたが、実際に試すとカリフォルニアのカベルネ・ソーヴィニヨンとの相性に驚きました!
ポイントは、パパダの香ばしさと豆の旨み、そしてスパイスの存在感です。
すっきりした白ワインだと、野菜の爽やかさには寄り添える一方で、スパイスの刺激やパクチーの青い香りが少し前に出てしまう印象がありました。
一方で、カリフォルニアのカベルネ・ソーヴィニヨンには、熟した果実の甘やかさと、しっかりした味わいの厚みがあります。そのおかげで、スパイスの刺激が尖らず、パパダの香ばしさや豆のコクときれいに重なりました。
「野菜だから白」と決めつけず、香ばしさやスパイス感まで含めて考えると、赤ワインがぴたりとはまることもある。そんなマリアージュの面白さを感じられる、嬉しい発見でした。
カリフォルニア/カベルネ・ソーヴィニョン:I’m Cabernet Sauvignon from California
カリフラワーの丸ごと焼き ✖️ カリフォルニア/シャルドネ

タンドール釜で香ばしく焼かれたカリフラワーに、ミントとヨーグルトの2色のソースがかかった豪快な一皿。
カリフラワーの焼き目の香ばしさと、ソースのクリーミーな質感。ここには、しっかりとした飲みごたえと香ばしい樽の香りを持つカリフォルニアのシャルドネが寄り添います。ワインの華やかなボリューム感が、お料理の満足感をさらに高めてくれました。
カリフォルニア/シャルドネ:I’m Chardonnay from California
🌶️chapter②: 個性が光る「5種のカリー食べ比べ」

いよいよメインのカリ―が登場!
すべての組み合わせは試しきれない…ということで、会場の皆様が試していた組み合わせも真似させていただきながら、ベストなペアリングを探りました🔍
- コルマミルチ ✖️ ドイツ/リースリング
ヨーグルトとナッツのクリーミーなコクの奥に、唐辛子の辛さが潜むカリー。
この刺激的な一品には、ドイツのリースリングが持つ凛とした酸味が力を発揮しました。
リースリングの酸が全体をすっと引き締めてくれるため、濃厚なコクがありつつも重たくなりすぎません。
辛さ、コク、酸味が心地よく循環し、次の一口を軽やかに誘う、ワインと楽しむからこそ生まれる組み合わせでした。 - ポークビンダルー ✖️ イタリア/ネロ・ダーヴォラ
「酢」のきいた酸味のあるポークカリー。
これには、オレンジのような酸としっかりとした果実味を持つネロ・ダーヴォラを合わせました。お料理の酸味とワインの酸味が同調し、驚くほどスッキリとまとまりました。 - ラムキーマ ✖️ オーストラリア/シラーズ
濃厚なラムの香りがガツンとくるキーマ。
シラーズの持つ黒胡椒のようなスパイシーさと凝縮した果実味が、ラムの個性をしっかりと受け止め、スパイスの風味をより一層引き立てる力強いマリアージュでした。 - 豆+あおさ海苔 ✖️ ドイツ/リースリング
豆とあおさ海苔を使った、インドと日本の要素が出会うカリー。
豆のやさしい風味に、リースリングのすっきりとした酸味が寄り添い、あおさの磯の香りを軽やかに引き立ててくれました。 - 海老とココナッツ ✖️ カリフォルニア/シャルドネ
海老の旨味とココナッツミルクのまろやかさが広がる甘めのカリー。
ここには、太陽の恵みを凝縮したカリフォルニアのシャルドネを。ワインのトロピカルな果実味と樽由来の香ばしさが、ココナッツの風味に重なり、贅沢な余韻を楽しませてくれました。
📝 みんなで探して、味わって、見つける楽しさ👀
「ポテサラにはソーヴィニヨンも良かったけど、南仏シャルドネのまろやかさも合う!」
「ブランドブランの泡が、パニプリのサクサク感を強調してくれてもっとおいしくなる!」
会場を回る中でお客様からいただいたこうしたリアルな驚きの声は、私にとっても新しい気づきの連続でした。
31名の皆さまそれぞれの「おいしい」が集まり、ナマステボーイズの笑顔とお料理、そしてワインが一体となった、最高のひとときでした。
スパイス料理にワインは合うのか?
今回の答えは、間違いなく「合う」。
ただしそれは、ひとつの決められた正解を探すというより、香りを重ねたり、酸で引き締めたり、果実味で辛さを包み込んだりしながら、自分なりの心地よいポイントを見つけていく探求の楽しさなのだと思います。
Spice Theaterの皆さま、そして一緒に新しい発見を楽しんでくださった皆さま、本当にありがとうございました。
次回のグルメ会でも、皆さまの好奇心を刺激するようなおいしい体験をご用意してお待ちしております。
ナマステ!
Because, 肉会
テーマは肉、ただそれだけ。
注目のお店で、ビコーズワインと一緒に店主おすすめの肉料理を喰らおうという会です。
Because, グルメ会
ジャンルレスに美味しい食事とビコーズワインを楽しむ会です。
さまざまなジャンルのお店でワインとともに料理を味わったり、旬の食材や注目のグルメとワインとの相性を試したりと、グルメ心をくすぐる企画を実施していきます。
ビコーズワインシリーズ公式
https://www.instagram.com/because.wine/
(ビコーズワイン運営チーム 矢島)
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