こんにちは。ビコーズワイン運営チームのいづみです。
みなさんは、ワインを飲む時に聴きたい音楽はありますか?
今回もフルート吹きの私が音楽とワインのマリアージュをご紹介します♪
チック・コリア「Spain」 × モナストレル
今回は、チック・コリア作曲「Spain」と赤ワイン《 Because, I’m Monastrell from Spain》をご紹介します。
スペインへの憧憬を込めて書いたという曲なので、迷わずスペイン産のモナストレルをマリアージュに選んでみました。
ジャズ・シーンが生んだ名曲のひとつだと言われているので、みなさんもどこかで耳にしたことがあると思います。
まずは聴きながらお読みいただきたいです♪
ジャズピアニストの巨匠 チック・コリア
2021年に逝去したチック・コリアは、1941年にアメリカで生まれ、ジャズ・トランペッターだった父親の影響で、4歳のときにピアノを始めます。高校卒業後、ジュリアード音楽院に進学し、1968年にはデビュー・アルバムを発表します。
1972年に自身のバンド“リターン・トゥ・フォーエヴァー”のために作曲した「スペイン」。
チック・コリアの楽曲の中で最も人気が高く、世界中のミュージシャンにカバーされており、今ではジャズのスタンダード曲のひとつになっています。
チック・コリアは親日家で、50回以上来日し全国でコンサートを行っていました。約1カ月半京都市内で暮らしたことがあり、「銀閣寺」「日本組曲」を残しています。
日本の多くのミュージシャンにもカバーされており、発表から50年経った今でも愛されています。
モナストレルとの相性は?
今回、「スペイン」繋がりで選んだスペイン産のモナストレルは、太陽がふりそそぐ大地で育った、果実味あふれるチャーミングな甘みが特徴です。
ラベルにもジビエなどの香りが表現されていてチャーミングですよね!
モナストレルは和食などお醤油を使ったお料理にも合うワインです。まだ飲んだことがない方はぜひ一度お試しくださいね。
甘みとタンニンがよく調和していて、プラムやジャムにオレガノの香りが感じられ、アップテンポでリズム感のあるこの曲にぴったりだと感じました。
様々なアレンジがありますが、今回はチック・コリアご本人の演奏をお聴きください♪
リズムに乗っていたら9分があっという間に終わりました!笑
イントロから哀愁を帯びたメロディ、そしてフラメンコを思わせるメロディのカッコよさ、リズムの躍動感などがひとつになっているこの曲は、果実味あふれる味わいがマッチします。
フルート吹きとしては、フルートのシンコペーションによる躍動感とスピード感、かっこいいアレンジは聴きごたえ抜群です!
手拍子の部分は私も手拍子したくなるくらいテンションが上がってきます。
うっかりワインも進んでしまいます。
スペインを聴きながら、お昼間にBBQ、夜はワイン片手にゆったりと過ごすのもいいですね♪
こんなシーンで飲んだらよかったなど感想を教えていただけると嬉しいです。
では次回も音楽とワインのマリアージュをお楽しみに♪
(ビコーズ運営スタッフ 三浦いづみ)