春が過ぎ去る前に グルナッシュ × ディズニーアニメ『花と木』

だんだんと気温が上がり、夏の到来を感じさせる日々になってまいりました。
春の麗らかさが遠いていくこの時期に、こちらの作品で季節を締めくくりませんか?

みなさまは「シリーシンフォニー(Silly Symphony)」をご存じでしょうか?

ウォルト・ディズニー社がアメリカン・アニメーション黄金時代である1930年代に制作していた短編アニメーションシリーズなのですが、今日のディズニー作品や東京ディズニーリゾートでもよく見かける「ドナルドダック」や「三匹のこぶた」も、実はこのシリーズから誕生しているんです!

そのなかで今回取り上げるのが「花と木」なのですが、実は世界初の三原色カラーアニメーションとして公開され、アカデミー賞も受賞しています。

有名な童話や動物たちを題材としたものが多いシリーズのなかでも珍しく、自然がテーマとなっています。

タイトルからすでに、フローラルで華やかなグルナッシュにぴったり合うと思いませんか?

登場するのは木々や花々。あくびをして眠りから覚め、のどかな春の日にダンスを踊り、そして若木の男女と枯れ木の男が主役となって物語が進んでいきます。

グルナッシュの特徴でもあるお花やハーブの香りとともに作品を見ていると、まるで自身も植物の世界に招かれているかのような没入感を楽しむことができ、ワインの味わいにも新鮮さが感じられるのではないでしょうか…!

木に巻かれているツタを伸ばしてハープにしたり、雲に穴をあけて雨を降らせたり…

「自然の植物がもし意志をもって動く生き物であったら」という制作スタッフのイマジネーションがクラシック音楽と共に豊かに表現されており、後に制作される「白雪姫」「ファンタジア」にてそのこだわりは受け継がれています。

ぜひグルナッシュと共にこちらも併せてご鑑賞ください♪

最後に余談となってしまいますが、もしかしたら中には「ディズニーの短編作品は子どもの時にしか見たことないなぁ….」という方もいらっしゃるかもしれません。

ですが実は、ワインを楽しめる年齢となった皆様だからこそぜひオススメしたい作品でもあるのです!

今回ご紹介したシリーシンフォニーシリーズだけでなく、まだアニメーションが生まれたばかりのこの時代には多くの制作会社が技術やクオリティを着実に向上させ、今までになかった表現や世界観を目指して日々作品を作り上げてきました。

時間をかけ、大勢の人々と試行錯誤した技術とともに一つの作品を生み出す…ワイン作りとも共通していますね!

内容はシンプルで子供にも分かりやすいものがほとんどですが、大人になってから気づく新たな発見もあるかもしれません。

ぜひワインとともに、リラックスしながら子供時代を懐かしんでみてはいかがでしょうか?

今回ご紹介した「花と木」は、ディズニープラスにてご覧いただけます。

https://www.disneyplus.com/ja-jp/movies/kukkia-ja-puita/4ozhrdjQJIZA

(フィラディス営業部・推進チーム 青木紗良)

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