【完全マリアージュレシピ 第14弾】カリフォルニア/カベルネ・ソーヴィニヨン✖赤ワインで煮たパスタ“フォーコ・ディ・バッコ”

ワインはそれ単体で飲んでももちろん素晴らしいですが、お料理と一緒だとさらにおいしく楽しむことができます🍷

料理とワインの香りが重なったり、スパイスがワインの果実味を引き出したり、ワインの酸や渋みが料理の余韻を心地よく整えてくれたりする。

そんな「相思相愛」の組み合わせを目指して、ビコーズワインと完全にマリアージュする料理を開発していくのが、この「完全マリアージュレシピ」です。

これまで、ビコーズワイン全13種類それぞれにぴったりと寄り添うレシピをご紹介してきましたが、今回からいよいよ2周目がスタートします!
同じワインでも合わせる料理を変えることで、また違った表情が引き出される。
そんなマリアージュの奥深さを、今回もパスタクリエイターの梅津信吾(ウメゾー)さんと一緒に深掘りしていきます。

I’m Cabernet Sauvignon from California

今回合わせるワインは、I’m Cabernet Sauvignon from California です🍷✨

『しっかり濃密、頼れるフルボディ』というキャッチコピーの通り、ブラックチェリーなどのたっぷりの果実味と、きめ細やかな口当たりが魅力の1本。

濃厚でどっしりとした赤ワインですが、渋みが強すぎず、しつこすぎる甘さもありません。豊かな果実味と骨格のバランスがとれたフルボディです。

このワインの『完全マリアージュレシピ』としてウメゾーさんが提案してくださったのは・・・

赤ワインで煮たパスタ “フォーコ・ディ・バッコ”

赤ワインを使ってパスタを煮る「フォーコ・ディ・バッコ」。
ローマ神話のワインの神様、バッカスの名前が入ったイタリアの伝統的な一皿です。

赤ワインの水分を吸わせながら煮込むため、麺そのものにワインのコクや香りが染み込み、パスタ自体にワインとの接点が生まれます。

マリアージュの鍵はお肉の旨みと香ばしさ

パスタにワインの風味が染み込んでいるためこのままでも十分においしい一皿ですが、今回合わせるカリフォルニア・カベルネは果実味や骨格のしっかりしたフルボディ。
パスタ単体では、ワインの力強さに対してお料理側の厚みが少し足りないと感じました。

そこでウメゾーさんが提案してくれたのが、お肉のトッピングです。

お肉の旨みや脂のコク、そして焼き目の香ばしさを加えることで、カベルネの豊かな果実味とバランスが取れ、パスタとワインがより一体感のある組み合わせになると考えました。

完全マリアージュするお肉のテクスチャーは??

トッピングするお肉を選ぶにあたり、1度目の試作ではウメゾーさんの提案で、ローストビーフ、牛の赤ワイン煮込み、ステーキ、ハンバーグの4種類を用意して相性を検証しました。

フルボディの赤ワインにはステーキを合わせたくなりますが、噛みごたえのあるステーキは肉の余韻が長く続くため、なめらかに流れる今回のワインとは少しスピード感が異なりました。

そこで、今回もっとも自然な一体感を作ってくれたのがハンバーグでした。

細かく挽かれたお肉が口の中でほどけていくタイミングが、ワインが広がるテンポとぴったり重なります。ハンバーグの旨みがパスタやワインと同時に広がることで、カベルネの豊かな果実味をよりふくらませてくれました。

ご家庭で試しやすい市販のハンバーグで🏪

ご家庭でも手軽に作っていただけるように、今回のレシピでは市販のレトルトハンバーグを使用します。コンビニで購入できるハンバーグを三つ用意して試作を重ねた結果、今回もっとも相性が良いと感じたのがローソンのハンバーグでした。

決め手となったのは、肉感と甘みのバランスです。ハンバーグから感じるお肉の旨みとソースの甘みが、カベルネの持つ熟した果実味と自然につながり、マリアージュの軸をしっかりと作ってくれました。

味わいの印象を変えるひと技

さらに検証を進める中で、同じ料理とワインの組み合わせでも、印象が大きく変わる面白い発見がありました。

胡椒をかけない状態だと、パスタとお肉、そしてワインの味わいがやさしく一つにまとまります。そこにブラックペッパーをひと振りすると、香りがふわりと立ち上がり、味わいに心地よいメリハリが生まれるのです。

まずは胡椒なしでやさしい一体感を味わっていただき、その後に胡椒を足して香りと余韻の変化を試していただくと、マリアージュの面白さをより実感していただけると思います。

マリアージュのためのちょっとした工夫

ちなみに、今回のレシピで大切なポイントは、レトルトハンバーグの表面のソースを流水などで軽く洗い落としてから使うこと。

そのまま乗せるとハンバーグソースの味わいが前に出すぎてしまいますが、表面のソースを落とすことで、お肉の中に染み込んだ風味は残しつつ、赤ワインパスタやワインの味わいとより自然につながります。

市販のハンバーグで体験できるマリアージュの奥深さを、ぜひご自宅でお楽しみください🍷

レシピ

材料(2人分)

▫︎ スパゲッティ(1.7〜1.8mm):160g
▫︎ 赤ワイン:200ml
▫︎ 水:200ml + 追加用 適量
▫︎ はちみつ:小さじ½
▫︎ バター:10g
▫︎ 塩:小さじ½
▫︎ 粉チーズ:大さじ1程度
▫︎ レトルトハンバーグ:2個(※今回はローソンのハンバーグが特に好相性でした)
▫︎ ブラックペッパー:お好みで
▫︎ スプラウト:お好みで

作り方

1. フライパンに赤ワイン、水(200ml)をいれて中火にかけ、軽く沸かしてアルコールを飛ばす。

2. 塩、はちみつ、バターを加え、バターが溶けたらスパゲッティを入れる。蓋をして時々混ぜながら、弱火〜中火で煮る。

3. 水分が少なくなってきたら焦げ付かないように都度水を足す。スパゲッティが好みの硬さになったら、粉チーズを加えてさっと混ぜ合わせる。

4. レトルトハンバーグは、表面のソースを流水やお湯でしっかり洗い落とす。耐熱皿に移してラップをかけ、電子レンジで温める。

5. 器に<3>を盛り付け<4>を乗せる。お好みでオリーブオイルを回しかけ、粉チーズやスプラウトをトッピングする。

コツ・ポイント

レトルトハンバーグの表面のソースは、思い切って洗い落とすのがポイントです。
お肉の旨みはしっかり活かしながら、ハンバーグソースの甘みが前に出すぎるのを防ぎ、ワインとのおいしい繋がりを作ってくれます。
パスタを煮るワインも、飲む用と同じカリフォルニア・カベルネを使っていただくと、味わいの一体感が出やすくなります。ワインは15℃くらいに少し冷やしてお楽しみください!


(ビコーズワイン運営チーム 矢島)

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