音楽とワインのマリアージュ♪ 南仏シャルドネ ✖ ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ「春」    

こんにちは。ビコーズワイン運営チームのいづみです。

みなさんは、ワインを飲む時に聴きたい音楽はありますか?
今回もフルート吹きの私が音楽とワインのマリアージュをご紹介します♪

ヴァイオリン・ソナタ「春」×南仏シャルドネ

今回はベートーヴェン作曲「ヴァイオリン・ソナタ第5番」と白ワインの 『Because, l’m Chardonnay from Southern France』をマリアージュします。

この曲は、CMやBGM、のだめカンタービレなどでも使われており、みなさんも耳にしたことがある有名な春の曲だと思います。

作曲家:ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン

みなさん、ベートーヴェンはと言えばどんなイメージがありますか?
有名なこの肖像画は、目つきが厳しくちょっと怖そうなイメージですよね。

余談になりますが、この肖像画を描きに画家が来訪する日の朝、ベートーヴェンの大好物である「マカロニチーズ」をお手伝いさんに作ってもらうよう頼みましたが、その料理の出来がひどく不味かったためにその日のベートーヴェンは不機嫌であり怖い表情で描かれた、という説があるそうです。笑

ベートーヴェンは交響曲5番「運命」など迫力のある曲も多くありますが、今回ご紹介する曲のように美しく明るい曲もたくさんあります。

幸福な気持ちになる春の曲!ヴァイオリン・ソナタ第5番 とは?

ヴァイオリン・ソナタの中でも第5番は非常に有名な作品であり、その幸福感に満ちた明るい曲想から『スプリングソナタ』という愛称で親しまれています。

ですが、この頃からベートーヴェンは耳の難聴が悪化しはじめたそうです。
もともと社交的だったベートーヴェンですが、難聴になったため人から遠ざかり孤独になっていきます。
傷心具合はひどく、遺書を書き残し自殺を考えた形跡も残っているほどです。
ただ、その自殺を思いとどまった後は、傑作を続々と生み出していきました。

そんな人生の荒波の前に「幸福」をイメージさせるヴァイオリン・ソナタ「春」が誕生しました。
とても穏やかで聴きやすいベートーヴェンの名曲です。

南仏シャルドネとの相性は?

今回マリアージュで選んだ南フランスのシャルドネは、さわやかでエレガントな余韻が残るワインです。穏やかな気候で育ち、やわらかい酸味と、ほどよいミネラルと爽やかな余韻が広がります。
まさにこの曲を聴くと穏やかで優雅な気持ちになるところがピッタリだと感じ選びました。

では、三浦文彰さんの演奏を聴きながらマリアージュしていきます♪

この曲は第1楽章から第4楽章までの4曲で成り立っていますが、今回は第1楽章(8分10秒ほど)をピックアップします。

冒頭のヴァイオリンの豊かな音色に魅了され、心はうっとり♪

シャルドネの桃やグレープフルーツ、レモン、ローストされたアーモンド香りを感じながら口に含むと、心地よい口当たりと丁寧で繊細な音色が融合されて、とてもマッチすると思いました!

ヴァイオリンとピアノがお互いを引き立てて演奏しているところも注目して聴いていただきたいです。
春らしく、うきうきする曲ですよね。

南仏シャルドネの爽やかでエレガントな余韻を感じながらマリアージュをお楽しみください♪

(ビコーズ運営スタッフ 三浦いづみ)

Recommendおすすめ記事