今、話題のI`m donut? 8種を実食🙌 ビコーズワインとの相性は?
中目黒にあるドーナツ屋さんがオープン以来、連日行列の人気店になっていると話題です。調べてみると、なんと I’m donut?(アイム ドーナツ)という名前ではありませんか!!
食べログによると開店したのが、2022年3月18日。もしかしたらBecause,I’m 〇〇の影響で命名したのでしょうか?だとしたら嬉しい!!
I`m dounut? さん、このコラムを読んでいたら是非コラボしましょう。いや、コラボさせてください。
さて、I’m dount? は東京、中目黒駅の高架下、改札の正面に店舗があり(渋谷、福岡にもあります)、テイクアウトのみのドーナツ専門店です。
オープンのきっかけは福岡県のAMAM DACOTAN という人気のパン屋さんの店主が日々パンを作る中で、とっておきのドーナツレシピを考案したことから始まったそうです。
「きっと誰も食べたことのないドーナツだ」と実感し、すぐにAMAM DACOTAN で販売したところ売り切れが続き、このドーナツなら専門店でもいけるはず!と確信。そのとき考案したドーナツが、店名と同じI’m dount? (アイム ドーナツ)という名の「生ドーナツ」でした。
私も食べた瞬間衝撃を受けましたが、生というだけあって独特の柔らかさとなめらかさがあり、
しっとりとしながらも生地の密度がしっかりしていて食べ応えがあります。そして口に入れてから時間の経過とともにフワッと溶けるような独特の食感が特徴です。皆さんが数十人の列を作って並ぶ理由もわかった気がします。
そう、残念ながら店名、商品名の由来は私たちの「Because,I`m〇〇」の影響ではなく、これまでになかったドーナツ、本当にドーナツなの?というネーミングなのでしょう。
今回は比較的空いているであろう平日に並んで全種類購入してきました🙌4
40-50名くらい行列してたので1時間ほど覚悟してたのですが、30分ほどで購入できました。
以下、購入した商品のレビューです。ビコーズワインのグルナッシュ、ネロ・ダーヴォラと一緒に合わせてみました!
①プレーンの生ドーナツ「I’m donut?」
かぼちゃのピューレを練りこんだブリオッシュ生地が使われているそうです。独特の柔らかさとなめらかさ、しっとりとしながらも生地の密度がしっかりしていて食べ応えがあります。そして口に含んでから時間の経過とともにフワッと溶けるような独特の食感が特徴です。
②glazed(グレーズド)
アイシング(コーティング)されたリングドーナツです。生地のしっとりもっちりした特徴はそのままですが、人によってはアイシングしている分、よりしっとり感じるかもしれません。また、アイシングしているのに思ったより甘さが控えめな印象で、砂糖の甘さが舌にベタっと残らないところが不思議です。甘みと旨みがじわじわきます。
③lemon(レモン)
こちらもアイシングされています。とにかくレモンのバランスが絶妙です!レモン味と書かれた商品は世の中にたくさんありますが、レモンを強調しすぎて、確かにレモンだけど・・・商品本来の味や香り、美味しさを損ねているものがたくさんあるように思います。このlemonはドーナツそのものの甘さや旨みを損なわずとても良い塩梅でアクセントになっています。
④chocolate(チョコレート)
プレーンと同じくかぼちゃを練りこんだ、チョコレートのブリオッシュ生地の生ドーナツです。生地にふんだんにチョコレートを使っていて、表面にもチョコレートコーティングをしているので、プレーンよりも食感に硬さがあり上質なカカオの香りが口の中に広がります。個人的にこのチョコレートを食べてる!!という感じがとても好みでした。
⑤custard(カスタード)
オリジナルの生カスタードクリームがたっぷり入ったドーナツです。いや、たっぷりと言うよりぎっしりと言った方が合っています。(断面を撮影すればよかったと今更ながら後悔しています。)クリームはおそらく卵をたくさん使っていて卵由来のコクがしっかりありつつ、クリームが重たくないのでぎっしり入っていてもドーナツ生地の美味しさを損ないません。
⑥framboise(フランボワーズ)
ちょこんと乗ったフランボワーズが可愛さ抜群!中身は生クリームですが、レアチーズクリームとフランボワーズのピューレが入っていてフランボワーズの赤いベリー系の香りと爽やかな酸味が特徴的です。カスタード同様、コクがありつつドーナツ生地の美味しさはそのまま。フレーバーが同調してグルナッシュとの相性が良かったです。
⑦prosciutto(プロシュート)
惣菜系ドーナツ!プロシュートを贅沢にドーナツ全体を包むように載せた、もちもち食感の生地です。塩気があり、中にはオリーブも。試していないのですが、合わせるならリースリングが良さそうです!
⑧chorizo(チョリソー)
こちらも惣菜系ドーナツ。写真を忘れました😭オリジナルチョリソー、チーズ、トマトを包んだ甘くて辛いドーナツ。甘くて辛いと説明にありましたが、個人的には辛さの方を強く感じました。噛みごたえのあるチョリソーの食感、スパイシーな味わいです。こちらも合わせるならリースリングかなぁ・・・赤なら南フランス カベルネ・ソーヴィニョンが良さそうです。
マリアージュの結果は?
今回、グルナッシュとネロ・ダーヴォラ2種類と合わせてみましたが、全体的にはネロ・ダーヴォラとの相性が良かったです。特に素晴らしかったのはlemonとの組み合わせ!!からあげくんレモンを筆頭にレモン風味との相性の良さはこれまでに証明されていますが、ネロ・ダーヴォラに含まれるレモンのような柑橘系の香り、酸味との相性、そしてバニラやクリームのような香りが生地とも同調していました。このバニラ、クリームのニュアンスがあることで、他のドーナツとの相性の良さにも繋がっていたのだと思います。
また、油分をある程度リセットしてくれる酸味やタンニンがあるのもポイントでした。
⑥のフランボワーズはグルナッシュに軍配。
⑦⑧の惣菜ドーナツは次回リースリングと合わせてみたいです!
皆さんはドーナツとワインを合わせたことはありますか?ぜひ今話題のI`m donut?ともビコーズワインを楽しんでみてください。
ワインに合うドーナツやドーナツに合うワインを開発できたら面白いかもしれませんね!!
(Because, ブランドマネージャー よしだあつし)
《I`m dount? 公式インスタグラム》