音楽とワインのマリアージュ♪リースリング✖「美しく青きドナウ」
こんにちは。ビコーズワイン運営チームのいづみです。
年が明けて、少し気持ちも落ち着いてくる1月。
こんな季節は、ワインをゆっくり味わいながら、音楽に耳を傾ける時間が心地よく感じられますね。
実は、音楽とワインにも“相性”があります。
曲の雰囲気に合わせてワインを選んでみると、いつもの一杯が、ぐっと印象深い時間になることも。
このコラムでは、フルート奏者でもある私が、音楽とワインのマリアージュをご紹介していきます♪
「美しく青きドナウ」× リースリング
今回は、新年の空気にもぴったりな名曲
ヨハン・シュトラウス2世の《美しく青きドナウ》と、白ワインの 《Because, l’m Riesling from Germany》合わせてみました。
新年のコンサートなどでもおなじみで、みなさんも一度は耳にしたことがある曲ではないでしょうか。
軽やかなワルツのリズムと、流れるようにつながっていく旋律が心地よく、聴いているうちに心まで弾むような音楽です♪
実はワイン選びで少し迷いました
今回、ワイン選びで少し迷いました。
泡のきれいな南フランス産《Because, l’m Blanc de Blancs from France》も合いそう…と思ったのですが、最終的に選んだのは《リースリング》。
理由は、この曲の軽やかで流れるようで、でもどこか気品があるところ、
その「流れの美しさ」と「後味の伸び」が、リースリングととても相性がいいと感じたからです。
私は、音楽がどんなふうに始まって、どう広がり、どう終わっていくのか。
それにワインの香りや味わいの変化が自然に重なるかどうかも見ています。
迷う時間も、音楽とワインを楽しむ大切なひとときだと思っています♪
作曲家:ヨハン・シュトラウス2世

ヨハン・シュトラウス2世(1825–1899)は、「ワルツ王」と呼ばれたオーストリアの作曲家。
ウィーンを中心に活躍し、生涯で500曲以上もの舞曲を残しました。
なかでも「ウインナ・ワルツ」というジャンルを確立した存在です。
また、オペレッタの最高傑作といわれる《こうもり》などを生み出し、「オペレッタ王」とも呼ばれるようになりました。
父のヨハン・シュトラウス1世も作曲家で、有名な《ラデツキー行進曲》を書いた「ワルツの父」と称されている人物。
親子は確執もあったと言われていますが、最終的に“ワルツの王様”として名を残したのは息子のヨハンでした。
ヨハン・シュトラウス2世は、19世紀のウィーンで活躍し、人々が集う舞踏会や祝祭の場で、心がふっと軽くなるような音楽を数多く生み出しました。
《美しく青きドナウ》も、シュトラウスらしさが詰まった一曲です。
「美しく青きドナウ」とは?
《美しく青きドナウ》は、1867年に作曲されたウインナ・ワルツ。
実は、男声合唱曲として作られたのが始まりでした。
その後、ピアノ伴奏版が作られ、さらにオーケストラ版へと発展し、現在の形になります。
現在では「オーストリア第二の国歌」とも呼ばれるほど親しまれていて、
ウィーン・フィルのニューイヤーコンサートでは、アンコールの定番曲として演奏されることで有名です。
演奏の途中でいったん止まり、指揮者が新年の挨拶をする“お約束”があるのも、この曲ならではですね。
派手な盛り上がりよりも、軽やかさ、しなやかさ、余韻の美しさが印象的な作品です。
ちなみに、この曲は3拍子のワルツですが、ウインナ・ワルツは、1拍目が少し短く、2拍目がふわっと伸びるのが特徴です。
均等に「1・2・3」と刻むのとは少し違って、独特の揺れが生まれます。
そのリズムを感じながら聴いてみてください♪
▶︎ 約10分ほどの演奏で、1分50秒あたりから有名なメロディーが始まります。
リースリングとの相性は?
今回選んだ、ドイツ産のリースリングは、透明感があり、すっきりした酸と、気高い香りが魅力の白ワインです。
ここからは、曲のシーンとワインをひと口ずつ合わせてみましょう♪
【序奏(冒頭)】
弦のトレモロがきらきらと揺れながら始まる導入部分。
この繊細な響きは、グラスに注いだ瞬間に上がってくるリースリングの香りと重なります。
「軽やか」「気高い」そんな第一印象です。
【ワルツ主題(5つの小ワルツ)】
次々に現れるワルツは、それぞれ表情が少しずつ違います。
明るく弾むもの、優雅なもの、少し陰りのあるフレーズ。
この表情の移り変わりが、リースリングの味わいの広がりと似ています。
ひと口目の爽やかさから少し広がる果実味の印象が少しずつ変わり、
でも全体は軽やかで心地いい。
音楽が流れるように進むのと同じ感覚になりました。
【コーダ(終結部)】
最後は明るく華やかに締めくくられ、気持ちよく終わります。
飲み終えたあとに残る、すっきりした余韻とよく重なります。
軽やかでも満足感があり、「もう一度聴きたい」「もう一口飲みたい」、
そんな気持ちになるひとときです。

軽やかで流れるようなワルツと、透明感のあるリースリング。
どちらも、気軽にゆったり楽しめます✨
ぜひ、グラスを片手に《美しく青きドナウ》を流しながら、このマリアージュを味わってみてください♪
(ビコーズワイン運営チーム 三浦いづみ)
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