音楽とワインのマリアージュ♪ ネロ・ダーヴォラ ✖️ 「カヴァレリア・ルスティカーナ」

こんにちは。ビコーズワイン運営チームのいづみです。

みなさんは、ワインを飲む時に聴きたい音楽はありますか?

私はワインと音楽の共通点は五感を使うことだと思っています。お料理とワインの相性を考えるように、音楽とワインの相性を考えながら飲む時間が大好きです。

これから、フルート吹きの私が音楽とワインのマリアージュをご紹介していきます。

オペラ『カヴァレリア・ルスティカーナ 』✖️ ネロ・ダーヴォラ

今回イタリアの赤ワイン『Because, l’m Nero d’Avola from Sicily,Italy 』と一緒に楽しみたい曲は、オペラ『カヴァレリア・ルスティカーナ 』です。

舞台は、イタリアのシチリア島。この「ネロ・ダーヴォラ」という土着品種のワインも、同じシチリア産です。

オペラの簡単なあらすじをご紹介すると、この美しい曲のイメージとは想像もつかないような“男女のもつれた関係”がテーマになっており、1890年頃シチリア島のとある村で、人妻と不倫の恋をした男性がその妻の夫と決闘し殺されてしまうという物語です。

タイトルの『カヴァレリア・ルスティカーナ』は「田舎の騎士道」という意味であり、オペラにしては珍しく1幕による構成です。

1時間程度の作品なのですが、今回は物語の劇的なラストシーンの直前に演奏される「間奏曲」をピックアップしたいと思います。

この間奏曲は、クラシックの中でも有名な曲の1つで単独でもよく演奏されます。私も学生時代からコンサートで何度も演奏をするくらい好きな曲の1つです。

間奏曲の始まりは何とも美しく、甘い旋律が印象的です。ネロ・ダーヴォラの甘い果実味が旋律と合わさって、凝縮感を感じる気がします。そしてチョコレートのほろ苦い香りが、柔らかな旋律に隠されたアクセントになるように感じました。

個人的な感想ですが、オーケストラバージョンの方が、ヴァイオリン、ビオラ、チェロがユニゾン(同じ旋律を奏でる)になるところが重厚感のある演奏になり、リッチでコクのあるネロ・ダーヴォラに合うと思います。

フルート奏者としては、フルート&ピアノバージョンもオススメしたいところですが、フルートの柔らかい高音と繊細なピアノには、白ワインを選んでみてもいいかもしれません。

みなさんも、ワイン片手に音楽とワインの組み合わせを気軽に楽しんでみてくださいね♪

(ビコーズ運営スタッフ 三浦いづみ)

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