こんにちは!ビコーズワイン運営チームのケンジです。
今回は料理好きな彼女の「彼女ゴハン」に、イタリア生まれのビコーズワイン、Because, l’m Nero d’Avola from Sicily,Italy を合わせた自宅マリアージュをご紹介していきます。
今回の料理は「ナポリタン」です。
昔ながらの洋食屋さんのお料理として有名なナポリタン。太麺にウィンナー、ピーマン、玉ねぎにケチャップなどが定番の具材で、どこか懐かしい味わいですよね。
日本生まれのパスタ代表料理に、パスタの本場イタリアのワインを合わせようと思い、ネロ・ダーヴォラとの相性を探っていきます。
ネロ・ダーヴォラは南イタリアのシチリア島生まれ。暖かい産地ですが決してフルボディの重たいワインではなく、酸味もしっかり残っていて黒系の果実感と樽の風味と合わさり、全体的にはフレッシュな味わいです。
ナポリタンは一般的にはケチャップメインのどちらかというと甘みのある味わいかと思いますが、我が家ではウスターソースやちょいニンニクでスパイシー感を出し、バターとミルクでクリーミーさも加えた味わい。これがとても美味しいのです。
いざ実食
食べてみると、、ん?合うんだけどなんだかいつもと違う?
ナポリタンの味はしっかりするしワインの味も感じますが、今までの合い方と違った印象です。
なんというか、ナポリタンの味をぐーっと強く感じて、ワインが料理の背中を押してあげているような、そんな相性でした。ケチャップの酸味とワインの酸味がうまく同調しますが、ナポリタンを一層強調するような“ブーストペアリング”とでも名付けましょうか。辛い食べ物にアルコール度数の高い飲み物を合わせると辛さが増すのに似ています。
具材の中に入っているピーマンを一緒に食べるとより相性が良くなります。あの青みのある香りがワインとのバランスをうまく取ってくれますね。
日本生まれのナポリタンは無限大の可能性!
総合的にはナポリタン単体の味とケチャップ感が引き立つペアリングでした。ナポリタンを楽しむにはとても良いと思います!
酸味も強く感じるようになるので、気になる方は具材を多めにするか、粉チーズやブラックペッパーなどでアクセントを加えるとまろやかになります。
日本代表パスタのナポリタンにイタリアワインを合わせる今回の組み合わせは、個性がはっきり出る面白い結果となりました。
定番の具材のほかにも、鶏肉や豚肉を加えてみたりとかアレンジを変えると色々な可能性が試せると思います。ケチャップベースを変えすぎるとナポリタンではなくなってしまうので、注意が必要ですが(笑)
皆さんもオリジナルナポリタンでお試しくださいませ!
(ビコーズ運営スタッフ 高野賢司)