【ビコーズワイン、ホットドッグと出会う🌭 】第1章 エルビス・ホットドッグ ✖️ カリフォルニア/シャルドネ

ビコーズワインではこれまで、「完全マリアージュレシピ」やグルメイベントなどを通じて、ワインと料理を組み合わせることでより一層おいしく楽しむ方法をお届けしてきました。
そして今回、またひとつ運命的な出会いがありました――それは、シンプルなのに奥が深い「ホットドッグ」の世界です!
案内してくださるのは、“ホットドッグリーダー”の恩海洋平さん。
日本一ホットドッグを愛し、『ホットドッグの発想と組み立て』という本まで出されているスペシャリストです。そんな恩海さんが、なんとビコーズワインのためにマリアージュホットドッグを考えてくださいます👏
これから連載で、ビコーズワイン全種類にぴったり寄り添うホットドッグレシピをご紹介していきます。ワイン片手にかぶりつきたくなるような、新しいマリアージュの世界をお楽しみください🎶
Because, I’m Chardonnay from California
今回は、I’m Chardonnay from California に合うホットドッグがテーマです🌭
こちらは飲みごたえのある白ワイン好きに人気の1本✨
カリフォルニアワインの典型的なイメージというと、たっぷりとしたボリュームある果実味とバニラのような甘い樽の香りを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?
カリフォルニアでは強い日差しを受けてぶどうが完熟するため、ワインはどっしりと飲みごたえのあるスタイルになります。
ビコーズも、カリフォルニアのシャルドネに期待するトロピカルな果物の香りや甘やかでボリュームある果実味を第一優先としつつ、その上で和食にも合うように酸味や旨味をほのかに感じる絶妙なバランスを狙ってブレンドをしました!
カリフォルニアワインが苦手な方にも飲んでいただきたい味わいです😋
このワインに合うホットドッグとして恩海さんが提案してくれたのは・・・
エルビス・ホットドッグ

皆さんは「エルビス・サンドイッチ」をご存知でしょうか?
アメリカのサンドイッチ文化のなかでもひときわユニークな存在で、その名の通り、ロックンロールの王様エルヴィス・プレスリーがこよなく愛したことで知られています。
基本のスタイルはとてもシンプル。食パンにピーナッツバターをたっぷり塗り、スライスしたバナナをのせてサンド。仕上げに外側にバターを塗ってフライパンでこんがり焼くというもの。これをホットドッグにアレンジしちゃいます!
ソーセージはむちっとボリュームのある白ソーセージを使い、バナナは焼くことで甘みを引き出します。そこにピーナッツバターとベーコンの香ばしさが加わってまさに“禁断の美味しさ”🌟 たまりません!!
ビコーズワインと合わせると、くどすぎない甘じょっぱさのバランスがぴたりと合い、バナナの甘みとワインのトロピカルな果実味が同調して引き立て合います!
ワインのコクや樽の香りとピーナツバターの油分のコクも寄り添いあって、複雑な要素が一体感を持って迫ってくるよう・・・まさにマリアージュです🙌
ホットドッグだけでもとてもおいしいので、ぜひ作ってみてくださいね🍽️
エルビス・ホットドッグ レシピ
材料(1人前)
▫︎ 白ソーセージ(ハーブが入っていないものがよい) 1本
▫︎ ホットドッグ用バンズ 1個 (今回は馬場FLATさんのホワイトフランスを使用)
【トッピング】
▫︎ 無糖ピーナッツバター 40g
▫︎ スライスベーコン 2枚
▫︎ バナナ 1本
▫︎ ピクルス(スライス) 2~3枚
▫︎ サラダ油 適量(ソーセージ、バナナを焼く用)
作り方
【準備】
1. フライパンに少量のサラダ油を熱し、ソーセージを中火で焼く(約5~7分)。全体に焼き色がつくまで転がしながら焼く。
2. バナナを3等分にカットし、油をひいたごく弱火のフライパンで片面に焼き色がつくまで動かさないようにしながら両面をこんがり焼き目がつくまで焼く。


3. バナナを焼いているフライパンの空いたスペースでベーコンを焼く。
4. バンズはサイドからカットを入れオーブンで温める。
【組み立てる】
5. 温めたバンズに無糖ピーナッツバターを塗り、ソーセージを挟む。
6. 焼いたベーコン、焼いたバナナの順に乗せる。


コツ・ポイント
・白ソーセージはその他の食材のバランスからハーブが入っていないものが好ましいが、ない場合はスモークのかかったウィンナーでも代用可能。スモークの香りがピーナッツバター、ベーコンと好相性。
• バナナは多少焦げるくらいまで焼いても美味しいのでしっかりと焼き目をつける。
• バナナは甘味が強いものを選ぶと良い。
ホットドッグの魅力は、簡単な調理工程で作れちゃうところにもありますよね💪
ぜひチャレンジしていただき、感想を聞かせてくださいね🎵

著書『ホットドッグの発想と組み立て』(誠文堂新光社)