音楽とワインのマリアージュ♪ カリフォルニア/シャルドネ ✖ Take Five

こんにちは。ビコーズワイン運営チームのいづみです。

ワインを片手に音楽を聴く時間って、なんだか特別なひとときになりますよね。
音楽の雰囲気に合わせてワインを選んでみると、気持ちまでふわっとほぐれて、特別な時間になります。

このコラムでは、フルート奏者でもある私が音楽とワインのマリアージュをご紹介していきます♪

Take Five × カリフォルニア/シャルドネ

今回は、ジャズの名曲『Take Five』と、白ワインの 《Because, l’m Chardonnay from California》を合わせてみました。

『Take Five』はジャズを聴いたことがない人でも、一度は耳にしたことがあるはず!
この曲は、“都会の夕暮れ”を感じさせる曲でもあります。夏の余韻を残しながら、秋の気配を感じた頃に、カリフォルニア産シャルドネのリッチなトロピカル感とぴったり重なると思い選びました。

ぜひ曲を聴きながらお楽しみください♪

ジャズを代表するサックス奏者&作曲家:ポール・デスモンド

ポール・デスモンド(1924年-1977年)はアメリカ出身のジャズサックス奏者であり、作曲家。
ウエストコースト・ジャズを代表するミュージシャンの一人です。
ワインも同じアメリカ産で共通していますね。

1946年に、ジャズピアニストの「デイヴ・ブルーベック」のバンドでデビュー。
その後、「デイヴ・ブルーベック・カルテット」(ピアノ・アルトサックス・バス・ドラム)として活動し、『Take Five』がヒットしました。

『Take Five』とは?

1959年に発表されたモダンジャズの名曲。特徴はなんといっても 「5拍子」です!
当時のジャズでは異例で、でも自然に体がスイングする、不思議な心地よさを持っています。
軽快なのに深みもあって、聴くほどにくせになる一曲ですね。

ピアノが刻むリフ(繰り返されるコード進行)は都会的なビートで、アルトサックスの旋律は軽やかでクール、ドラムソロは遊び心いっぱい!
今も世界中で愛される、モダンジャズのスタンダードです。

本人映像も素晴らしいです!ぜひご覧ください♪

カリフォルニア/シャルドネとの相性は?

太陽をたっぷり浴びたぶどうから生まれた、陽気でトロピカルなカリフォルニア産シャルドネ。
パイナップルやマンゴーのジューシーさに、クロワッサンのような香ばしさも。リッチでボリューミーな味わいが魅力です。

曲の冒頭はピアノのリズムが軽快に刻まれ、シャルドネのボリューム感ある土台とぴったり。
そして、アルトサックスがのびやかにテーマを奏でるところでは、まさに熟したトロピカルフルーツのジューシーさが広がる瞬間。明るくて陽気、でもどこか大人っぽい余裕を感じさせます。

ドラムソロのリズムの細やかな遊びは、クロワッサンのような香ばしさやナッティな余韻を思わせます。単なるフルーティーさに終わらない、複雑さと深みを感じさせてくれる瞬間です。

最後にふわっとフェードアウトしていく感じは、グラスに残るやさしい余韻そのもの。

秋の夕暮れ、まだ少し残る夏の熱気を感じながら、窓から風を入れて、「Take Five」をBGMに一口シャルドネを。トロピカルで陽気なワインと、軽やかでクールなジャズのグルーヴが重なって、余韻まで楽しめる時間になります。

みなさんも「Take Five」とシャルドネのマリアージュを楽しんでみてください♪

(ビコーズワイン運営スタッフ 三浦いづみ)

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