【Because, グルメ会 第1弾】noura 特別コースとビコーズワインの相性度は?

Because, グルメ会は、ジャンルレスに美味しい食事とビコーズワインを楽しむ会として今年の春に発足しました。

記念すべき第1弾は、ミシュラン2つ星レストランオマージュの姉妹店でビブグルマン掲載のフレンチビストロ『noura(ノウラ)』さんを借り切っての開催となりました。

この日限りの特別コースをご提供いただいた今回、どんなお料理をいただいたのか?ビコーズワインとのマリアージュとともにレポートしていきます!

本日のスペシャルコース

noura(ノウラ)さんは、オマージュ「の裏」にある王道のオーセンティックなビストロ料理を食べさせてくれるお店ですが、今回はオマージュのエッセンスも加えた特別なコースメニューをこの日のために作ってくださいました!

旬の食材をふんだんに使用したお料理は、肩肘張らないどこかホッとする味わいで、フランスのビストロ料理のエスプリが感じられるものでした。一つ一つがとても丁寧に作られていて味わい深く、なんと言ってもボリュームがすごい!!!最後のデザートをいただく頃にはお腹がはち切れそうでしたが、どれもお皿を舐めたくなるほど美味しくって無事に完食してまいりました♪笑

ではビコーズワインとの相性はどうだったのか?特に印象に残った組み合わせをご紹介したいと思います。

『ノウラ特製パンケーキ』 ✖️ スパークリング&ネロ・ダーヴォラ

ノウラさんのアミューズの定番である、トリュフの香りが印象的なふわふわなパンケーキ! お皿の底には岩塩があり、パンケーキ表面のザクザクしたお砂糖と相まって甘じょっぱい美味しさがあります。

このパンケーキにぴったりだったのはスパークリングワインのブラン・ド・ブランとネロ・ダーヴォラでした。ブラン・ド・ブランはシュワシュワの泡がふんわりとした食感にマッチし、果実味の甘やかさやワインの骨格を成すミネラル感がパンケーキの甘じょっぱさにとてもよく合っていました。美味しい余韻が長く続く、まさに完璧なマリアージュとなりました!

ブラン・ド・ブラン : I’m Blanc de Blancs from France

赤ワインのネロ・ダーヴォラがどうしてシンプルなパンケーキに合うの〜?と疑問に思われたそこのあなた! ビコーズのネロ・ダーヴォラはふんわりした食感や甘じょっぱさに合わせやすいワインなんです。以前色々な食べ物を試した時には、アメリカンドックとの相性が抜群でした。

今回のパンケーキもふんわり感、香ばしさ、岩塩とザクっとした砂糖の組み合わせがとても良く合っていました。ネロ・ダーヴォラの持つ甘くふわっとしたバニラの香りもパンケーキの香りとマッチし、加えてトリュフの香りが赤ワインの果実味やタンニン(渋味)と相まって非常に美味しいマリアージュとなりました。

イタリア/ネロ・ダーヴォラ : I’m Nero d’Avola from Sicily,Italy

『白身魚とデュクセルのパイ包み焼き』 ✖️ カリフォルニアシャルドネ

イトヨリダイとデュクセル(キノコを香味野菜やハーブと煮詰めたペースト)をパイで包み焼きにし、卵黄や澄ましバターにトマトを加えたソースショロンと白ワインのソース(ヴァンブラン)の2種類のソースを合わせた一皿。焼き立てで提供いただいたのですが、パイの焼き加減が絶妙で、魚の旨味が存分に引き出されており、どちらのソースを合わせても絶品でした!!

このお料理はカリフォルニアのシャルドネとの相性が素晴らしかったです。まず料理とワインの調和が非常に優れており、シャルドネの果実味がソースに良く合い、樽からくる香ばしい香りがパイと同調していました。また、よりお料理の甘味をはっきりと感じるとともに、魚やソースの旨味をワインの旨味がしっかり押し上げてじわじわ余韻長く楽しませてくれました。

カリフォルニア/シャルドネ : I’m Chardonnay from California

『兎肉のマスタード煮 ディジョン風 ジロール茸のソテーと兎肉の春巻き』 ✖️ カベルネ・ソーヴィニヨン2種類

兎肉をディジョンマスタードを使ったソースで煮込んだブルゴーニュ地方の郷土料理をノウラ流にアレンジ。香り豊かなジロール茸のソテーが下に敷かれてあり、兎肉と豚肉をミンチにして具にした春巻きが添えられています。お肉そのものの味わいが強く、塩味がしっかり効いていてパンチのある一皿。ボリュームも満点ですが、「もう一口もう一口・・・」と食べ進めたくなってしまう中毒性のあるお料理でした。

こちらには2種類のカベルネ・ソーヴィニヨンがそれぞれ個性的な相性を見せてくれました。

まず南仏のカベルネは、マスタード煮との相性がGOOD! お肉のボリューム感やパンチの強さをしっかり受け止め、さらに果実味やタンニンなどの要素を足して「めっちゃワイルド!!」と感じさせてくれる組み合わせでした。ワインの持つスパイスのニュアンスが料理を引き立てていたのも印象的でした。

南仏/カベルネ・ソーヴィニヨン : I’m Cabernet Sauvignon from Southern France

カリフォルニアのカベルネは、マスタード煮にも春巻きにも美味しく合わせられました。味わいに強さのある一皿ですが、ワインがまったく負けておらず、ソースのクリーミーさとワインのまろやかさが良くマッチしました。南仏がワイルドなマリアージュでしたが、カリフォルニアはまろやかさと調和のマリアージュというまた違った相性の良さを感じることができました。

カリフォルニア/カベルネ・ソーヴィニヨン : I’m Cabernet Sauvignon from California

料理とワインの至福の関係

いかがでしたでしょうか?他にも素敵なお料理とワインの組み合わせもあったのですが、美味しさ自慢はこのくらいに・・・笑

マリアージュはとても奥が深いものですが、何より重要なのは「自分の感覚に正直に、楽しむこと」だと思います。シェフ渾身のお料理に多様なビコーズワインをあれこれ試し、同席の皆さんとあーでもないこーでもないとお話するのはとても楽しいですよ!

今後もBecause, グルメ会ではさまざまなジャンルのお店でワインとともに料理を味わったり、旬の食材や注目のグルメとワインとの相性を試したりと、グルメ心をくすぐる企画を実施していきます。ぜひ一緒にマリアージュの奥深い世界を堪能していただけたら幸いです。

noura公式
https://www.noura0815.com/
https://www.instagram.com/nouraasakusa/

食べログ
https://tabelog.com/tokyo/A1311/A131102/13225246/

(ビコーズワインPR担当 浅原有里)

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